致死率高いニパウイルスの日本発ワクチン 臨床試験をベルギーで開始2026年6月19日 9時00分瀬川茂子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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帝京大の米田美佐子特任教授らの国際共同チームは、致死率の高いニパウイルス感染症に対するワクチンを開発し、ベルギーで臨床試験を始めたと15日、発表した。 ニパウイルスはオオコウモリや汚染された果物などからヒトに感染し、まれにヒトからヒトに感染するケースもある。発熱や筋肉痛などから始まり、重症化すると、意識障害などを伴い脳炎を発症することもある。治療薬やワクチンはない。 チームは、弱毒化した麻疹ウイルスにニパウイルスの遺伝子を組み込んだワクチンを開発、動物実験で安全性や効果を確認してきた。 ベルギーで行う臨床試験は健康な成人60人を対象に安全性を確認し、免疫が誘導されるかどうかも評価する。確認されたら、ニパウイルス感染症の流行地域のバングラデシュでの臨床試験を計画している。 研究は欧州ワクチン開発支援機構、米スタンフォード大などと協力して進められ、日本のワクチン開発の司令塔「先進的研究開発戦略センター」が支援している。 チームは「有効な対策のない感染症に対して、日本発のワクチンの実用化に向けた一歩になる」としている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人瀬川茂子くらし科学医療部|大阪駐在専門・関心分野生命科学、災害、科学全般関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






