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外来生物で、国内では福島県内でしか確認されていない昆虫がいる。サビイロクワカミキリといい、郡山市を中心にじわじわ生息域を広げ21市町村に達した。一般社団法人「外来カミキリ対策室」(通称・外来カミキリバスターズ)は7月、虫好きの力を借りて4度目となる駆除に挑む。 国内で発見し、和名の名付け親になったのは、郡山市に住む樹木医安斎由香理さん(49)だ。2019年夏、市内で街路樹の調査をした際に、エンジュやイヌエンジュの樹皮に穴が開き、根元に木くずが落ちているのに気づいた。カミキリムシの幼虫が木に穴を開けていたのだ。 森林総合研究所など専門家の協力を得て、中国や東南アジアに生息するカミキリの仕業だと判明。国内にいるクワカミキリと同族で、背中が鉄さびのような色だったことから「サビイロクワカミキリ」と命名し、専門誌「月刊むし」2021年11月号で報告した。 翌2022年度の福島県の調査によると、中通りでは北は二本松から南は白河までの16市町村、加えて会津地方の猪苗代、会津若松と下郷でも見つかった。2023年度には田村、2025年度には小野でも確認されている。分布図(https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/546833.pdf)は福島県自然保護課のサイトにある。 最初に見つかった郡山市では2021年度から調査を続け、被害が確認できた木はすべて伐採・焼却している。「外来カミキリバスターズ」が対策を伝授 問題なのは、私有地にある分…