AIロボット「モートマン ネクスト」について説明する安川電機ロボット工場長の安野真佐和さん=2026年6月10日、北九州市八幡西区、小陳勇一撮影

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AI(人工知能)とセンサーを使ってロボットが自律的に動く技術「フィジカルAI」を、産業用ロボット大手の安川電機(北九州市)が、2029年度までの中期経営計画の柱にすえた。今月本格稼働した新工場には、そのさきがけとも言える自社のAI搭載ロボットを導入。フィジカルAIの社会実装へと動く。 従来の産業用ロボットは、あらかじめプログラムされた動作を正確に繰り返す。これに対し、フィジカルAIを使えば、ロボットはカメラなどのセンサーで周囲の状況を認識し、自律的に行動する。産業ロボットのような製造現場だけでなく、オフィスや病院など幅広い分野での利用が想定される。 新工場は本社敷地内に約200億円をかけて建設され、昨年7月に完成した。ロボットとモーターを生産するこの工場には、同社のAIロボット「モートマン ネクスト」が導入され、ネジ締めなどの作業を担っている。 従来のロボットでは、ネジの…