サウジアラビアで開かれたイベントで日本のサッカーマンガ「ブルーロック」の展示に見入る来場者たち。日本のマンガは世界各国にファンを増やしている=2025年8月

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日本のマンガの海外発信の強化に向けて、政府は出版社や翻訳・配信事業者などと協議を始める。海外で海賊版被害が深刻化していることなどを受け、正規流通の促進に向けて、将来的には様々な日本のマンガが集まる「デジタル配信プラットフォーム」をつくることも視野に入れ協議する。18日に初回の会合を開く。 アニメやマンガなどを含むコンテンツ産業は国の「基幹産業」と位置づけられ、政府は2033年までに海外売上高を、現在の自動車産業に匹敵する20兆円にする目標を掲げている。 ただ、海外を拠点とするマンガの海賊版サイトの利用が広がり、作品の権利者にお金が回らない状況が起きている。海賊版対策などをおこなう一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構によると、25年の海賊版被害額は、マンガなどの出版分野で2・6兆円と推計され、3年前の調査の3倍超に増加した。政府は、正規版の海外流通を広げることで、日本のマンガ文化の普及と、権利者への適切な対価還元につなげたい考えだ。 今回、協議のために立ち上げ…