PFASの分解実験を行ったプラント=大阪市、クボタ提供
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クボタは16日、自然界ではほとんど分解されず「永遠の化学物質」ともいわれる有機フッ素化合物(PFAS)のうち、代表的な「PFOS」と「PFOA」の分解実験に成功したと発表した。溶融炉を使った独自技術で、国際基準が定める99.999%以上を分解できたという。今後は技術の供与を含めて国内外で普及を図る。 クボタは、回転式の溶融炉を使った廃棄物や焼却灰、下水汚泥の減容化、資源化処理で40年以上の技術の蓄積がある。炉内の運転温度は1250~1400度に達する。1100度以上の高温での処理が推奨されているPFASの分解にも使えるとにらんで、2024年から実験に取り組んできた。 PFOS、PFOAは水や油をはじく、熱に強いといった性質があり、00年代初めごろまで、衣類の防水加工や泡消火剤など様々な用途で使われてきた。発がん性など健康への悪影響が心配され、現在は製造、輸入が禁止されている。過去につくられたものは分解されずに、まだ環境中に広く残っているケースが全国各地で問題になっている。







