2026年6月16日 17時20分武田遼印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は16日、福岡放送のバラエティー番組「ナンデモ特命係 発見らくちゃく!」で放送された企画「命の危機…ゴミ屋敷大掃除!」について、「不衛生さをことさらに強調した編集・演出」があり、放送倫理上の問題があったとの見解を公表した。 企画は2025年4月13日、20日の番組内で放送。視聴者の依頼を受け、親族である高齢男性の住む民家が清掃される様子を紹介した。この内容について住人の男性は、不衛生な状態であることが強調され、自身の顔や実名が放送されたことで「尊厳が著しく損なわれ人権を侵害された」などと主張。別の親族2人も幼少期の写真が同意なく使われたなどと訴え、そろってBPOに申し立てた。 委員会では、冷蔵庫内のウジ虫の映像を前後編で計4回流すなど男性宅の不衛生さをことさらに強調し、「自尊心に大きな悪影響を与えかねない演出・編集」をしたことには行き過ぎがあったと指摘。放送倫理上の問題があるとした。 一方、男性個人を一方的におとしめる番組構成ではなく、男性が実名での出演を承知していたことなどから、個人の尊厳を傷つける「人格権侵害の放送」にはあたらないと判断した。また、別の親族2人の申し立てについても権利侵害があったとは判断しなかった。 福岡放送は16日、「見解を真摯(しんし)に受け止め、今後も人権に十分配慮した放送に努め、健全で良質な番組を提供してまいります」とのコメントを公式サイト上に掲載した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






