インタビューアイス大手のカルテル疑い 「今後はやむを得ない値上げも疑われる」2026年6月16日 15時00分利き手・華野優気印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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市販用アイスの卸売価格についてカルテルを結んだ疑いがあるとして、公正取引委員会は16日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで大手アイスメーカー6社を立ち入り検査した。市販アイスの卸売価格でカルテル疑い ロッテ、グリコら6社立ち入り 身近な食品に関する著名企業のカルテルをどう考えればいいのか。消費者行動に詳しい慶応義塾大の白井美由里教授(商業学)に聞いた。「仕方ない」値上げを受け入れやすい状況で 円安や賃上げ、不安定な世界情勢が広く知られたことで、原材料費や人件費の高騰を理由として相次ぐ値上げは、消費者も「仕方がない」と受け入れやすい状況にある。 消費者は商品のコスト構造など、値上げの経緯を細かく知り得ないこともあり、同業他社の動向や企業への信頼を手掛かりに値上げを受け入れてきた面がある。カルテルの発覚は企業への信頼を揺るがし、これまでの説明にも疑念を抱かせてしまいかねない。 問題は当事者企業だけにとどまらない。業界全体への印象が損なわれたり、今後やむを得ず値上げを決めた企業までもがその正当性を疑われたりする恐れがある。 価格決定の理由について、これまでの説明を繰り返すだけでは、今後理解を得にくくなる可能性がある。企業はその必要性や背景について、具体的な数字を示すなどしてより丁寧に説明していく姿勢が求められる。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人華野優気東京社会部|調査報道担当専門・関心分野消費者問題、社会福祉関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする