ストーリー科学雑誌Newton・梶原洵子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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【ニュートンから】人工光合成 実用化への道(3) 人工光合成の実用化に向けた研究開発はどこまで進んでいるのだろうか。人工光合成の効率を示す重要な指標は,「太陽光-水素エネルギー変換効率(STH)」だ。STHは,受光した太陽光エネルギーの総量に対して生成された水素の化学エネルギーの割合を指す。 人工光合成を実用化するには,石油からつくられる水素(約30円/立方メートル)よりも安い水素をつくる必要がある。このためには,STHを5%以上にする必要がある。赤い光の利用が不可欠 これまでの人工光合成では,主に紫外線を利用する光触媒が開発されてきた。紫外線のような短波長の光はエネルギーが高く,水を分解しやすい。紫外線が強い日は日焼けがひどくなることを考えると,紫外線のエネルギーが高いことをイメージしやすいだろう。 しかし,紫外線しか利用でき…この記事は有料記事です。残り1763文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする