コラム・寄稿東京ヴェルディ監督印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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試合終了間際の日本の同点劇は、交代策の有効度の差によって起きた。 1点をリードしたオランダは後半25分に1トップをFWマレン(ローマ)からコンディションに不安のあるFWデパイ(コリンチャンス)に代えた。前線からの守備が緩くなり、日本のDF陣が余裕をもってボールを保持できるようになった。また、後半36分に陣形を4バックからゴール前を固める目的で5バック気味に変えたことで、日本が押し込む展開をつくることができた。 一方、後半21分に出場したMF伊東純也(ゲンク)は右サイドで躍動し、何度もCKを奪った。後半30分に小川航基(NEC)を投入し、前線のターゲットを2枚に増やした。そして後半44分に伊東が蹴ったCKを、小川がヘディングし、同点ゴールにつながった。 試合の流れを大きく変えた伊東は、スピードがあり、正確なセットプレーのキックが持ち味の攻撃的な選手。この試合は高い出力でボールを追いかけ回すなど、守備からプレーに入ったことが何よりも効果的だった。 途中から入った選手は短い時間で自分のストロングポイントを出したいもの。だが、途中出場の前線の選手が守備にエネルギーを使ってくれると味方は戦いやすくなる。これは、伊東に限らず日本選手全員に共通する。こうした献身性は、日本のサッカー文化で培った特徴だと思う。 森保一監督率いる日本代表では、2022年カタール大会の全5得点中4得点と今大会初戦の2得点は、後半に決めたものだ。中村敬斗「何も考えられない」絶望からの復活 W杯で値千金ゴール 通常は体力の落ちる後半にな…この記事は有料記事です。残り608文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする