名古屋地方裁判所

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名古屋市で2023年、女性2人を殺害したとして、殺人の罪に問われた住居不定、無職曽我春暉被告(28)の裁判員裁判の初公判が15日、名古屋地裁(石川貴司裁判長)であった。曽我被告は起訴内容について「(違っているところは)ありません」と述べた。弁護側は、事件当時、心神耗弱状態だったと主張した。 検察側は冒頭陳述で、被告が事件の半年前に風俗店の経営を始めたがうまくいかず、将来への不安を周囲に話すようになったと説明。「精神的に落ち込んで自暴自棄になり、身近な女性2人を殺害した」と指摘した。一方、弁護側は、被告は事件当時、うつ病だったなどとして、刑事責任能力は限定的だと訴えた。 冒頭陳述などによると、曽我被告は23年12月25~26日の間、名古屋市中区のマンションで、同居していた女性(当時30)の顔を浴槽に沈め、溺れさせて殺害。同26日には、名古屋市中村区のカラオケ店で、知人女性(当時20)の胸などを包丁で複数回突き刺すなどして殺害したとされる。被告が自ら110番通報したことから事件が発覚した。