2026年6月8日 21時45分松島研人印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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2024年1月、愛知県弥富市のアパートで住民3人が死亡するなどした放火殺人事件で、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた佐藤忍被告(64)の裁判員裁判の初公判が8日、名古屋地裁(大村陽一裁判長)であった。佐藤被告は起訴内容について「(間違っているところは)ないです」と述べた。弁護側は、放火した行為などの事実関係は争わないとした上で、「被告に放火の故意や殺意はなかった」として無罪を主張した。 検察側の冒頭陳述によると、佐藤被告は24年1月3日午前8時過ぎ、木造2階建てアパートの通路に積まれた衣類などに殺意を持って放火し、アパートの一部を焼損。当時57~68歳の男女3人を一酸化炭素中毒で殺害したほか、屋外に避難した男性(当時47)に軽傷を負わせたなどとされる。 検察側は動機について、被告が事件の前年、住人の1人に5万円を貸したが返済されず、相手が「借りていない」などと主張していると聞き、殺害しようと考えたと主張した。事件前日に火のついたたばこで放火を試したが燃えず、当日は紙片に火をつけて置いたとして「一定の計画性があった」と指摘した。 弁護側は「被告には知的障害があり、衣類を燃やすことでアパートに火が燃え移ったり、住人が死亡したりすることを想像できなかった」と主張した。当時は知的障害の影響で自制がきかず、心神耗弱状態にあったとも訴えた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人松島研人名古屋報道センター専門・関心分野地方行政、平和、防災関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






