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東京女子医大病院(東京都新宿区)で2014年、当時2歳の男児に鎮静剤のプロポフォールを大量に投与して副作用で死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた医師2人のうち、研修医だった男性(44)の無罪が確定した。検察側が期限までに控訴をしなかった。【地裁判決は】東京女子医大病院で2歳児死亡 医師1人に無罪判決、もう1人は有罪 東京地検の市川宏・次席検事は15日に「判決内容を精査した結果、控訴はしないこととした」とするコメントを出した。 5月29日の東京地裁判決は、集中治療室の現場責任者だった小谷透被告(66)を禁錮1年6カ月執行猶予3年、男児の容体の管理に関わった男性(44)を無罪とした。小谷被告は有罪を不服として控訴している。 2人は14年2月、手術後に人工呼吸器を付けていた男児に対し、プロポフォールを長時間にわたり投与して急性循環不全で死なせたとして、在宅起訴された。裁判ではいずれも無罪を主張した。 判決は、プロポフォール投与と死亡の因果関係を認めたうえで、医師として約30年の経験があった小谷被告は「過失の責任を免れない」としたが、男性は麻酔の専門知識がなく、副作用による死亡は予見できなかったと判断した。