妊婦死亡事故、被告に実刑判決 胎児も重度の障害 名古屋地裁支部2026年6月18日 14時28分松島研人印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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愛知県一宮市で2025年5月、妊娠中の研谷沙也香(とぎたにさやか)さん(当時31)が車にはねられ死亡した事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われた児野(ちごの)尚子被告(50)に対し、名古屋地裁一宮支部(鳥居俊一裁判長)は18日、禁錮2年6カ月(求刑禁錮3年)の実刑判決を言い渡した。眠ったままの日七未 「胎児は人か」 家族が突きつけられた問い 鳥居裁判長は判決で、「(沙也香さんは)夫婦で誕生を待ち望んでいたわが子を抱くこともできずにこの世を去った無念さは計り知れない」と指摘。胎児についても「順調に生育していたのに、事故の影響で仮死状態で生まれ、自発呼吸もできず、回復困難な病態が現在も続いている」と述べた。被告に対しては、「9秒間にわたり車を斜行させており、過失の程度は重大。結果も重大で、実刑に処すべき事案だ」とした。 事故が起きたのは25年5月21日午後3時50分ごろ。一宮市の路上で、路側帯を歩いていた研谷さんが、後ろから来た児野被告が運転する乗用車にはねられ、2日後に亡くなった。 研谷さんは当時、妊娠9カ月だった。搬送先の病院で帝王切開で生まれた日七未(ひなみ)ちゃんは、事故の影響で母体からの酸素供給が滞った結果、脳に障害が残った。意識はなく、自発呼吸もできず、24時間、看護が必要な状態だという。 事故をめぐり、検察側は遺族が求めていた日七未ちゃんに重い障害を負わせたとする過失運転致傷罪の適用は断念したが、日七未ちゃんの被害を起訴内容で言及する訴因変更を行っていた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人松島研人名古屋報道センター専門・関心分野地方行政、平和、防災関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






