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カジュアル時計の「スウォッチ」と高級時計の「オーデマピゲ(AP)」が協業したポケットウォッチ(懐中時計)が5月に発売され、話題を呼んでいる。定価350万円超の腕時計に似たデザインの商品が6万円前後で買えるとあって、発売日には長蛇の列ができ、転売も相次いでいる。 5月14日夜。東京・銀座や原宿などのスウォッチの店の前には、発売2日前にもかかわらず協業商品を求める人が並び始めた。発売日の16日には、銀座7丁目の店舗前から銀座3丁目の百貨店松屋銀座の付近まで、約500メートルにわたり行列ができた。 今回協業した懐中時計「ロイヤルポップ」は、APの350万円超の腕時計「ロイヤルオーク」に似たデザイン。素材や配色などは明確に違うが、八角形のデザインや文字盤の凹凸が共通している。 スウォッチは2022年にも、グループ企業の高級時計ブランド「オメガ」と協業した腕時計を当時3万円台で発売し、大きな話題になった。今回はその手法を、資本関係のない高級ブランドとの協業にも広げた形だ。スウォッチグループCEO「世界が利己的に」 近年、人気高級時計は価格上昇が続き、手の届かない存在になった。ファッション業界では、高級メゾンや人気デザイナーがユニクロやH&Mと協業し、幅広い層にブランドを知ってもらう手法が定着しているが、時計業界ではまだ珍しい。「腕時計化」するグッズ販売、便乗商品も 時計ジャーナリストの渋谷康…






