男性の腕時計に小型化の傾向 今年のトレンドには「スケルトン」も編集委員・後藤洋平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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高級時計ブランドが一堂に会し、新作を一斉に発表する見本市「ウォッチズ&ワンダーズ」が4月、スイス・ジュネーブで開催された。各ブランドは様々な機能と「物語」のある自信作を並べた。 機械式を中心とする高級時計業界は、コロナ禍の後半と、その直後が「バブルの絶頂」だった。 旅行や外食などの「コト消費」がストップし、宝飾品などと同様に時計が資産と目されて急激にカネが流れ込んだ。多くのブランドで品薄状態になったほか、高級時計に関連する強盗や詐欺事件まで起きた。 そして現在、あるスイスブランドの日本法人トップは言う。「もうバブルは終わった。各ブランドとも必死ですよ」 そんな中、ここ数年続く見逃せない傾向は腕時計の小型化だ。数年前まで男性の高級腕時計は直径40ミリ以上が主流だったが、主要ブランドは小ぶりなモデルを続々と発表している。 今年のブルガリは看板の人気モデルのケース直径を3ミリ小さくした37ミリの新作。小型の内部機構にも3年の開発時間を要したという。ヴァンクリーフ&アーペルも、二つの時間帯を示すジャンピングアワーとレトログラードの時計を8年前の発表時から4ミリ小さくした38ミリケースで発表した。職人が手がけたエナメルダイヤルは角度によって色の表情が変化する。 また近年の大きな潮流は、ビンテージ調や過去の名作時計のリニューアルだ。ケースの小型化も、この流れの一部とも取れる。 カルティエは1904年発表の定番時計に細かなリンクのブレスレットを備え、ダイヤルには黒曜石を用いた。優れたデザインのアーカイブが多数あり、今年は他のモデルでも復刻版が多数発売される。【特集ページはこちら】Fashion Asahi Shimbun Digital ゼニスは20世紀半ばの精度…この記事は有料記事です。残り1159文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人後藤洋平編集委員|ファッション・メディア・文化担当専門・関心分野ファッション、メディア、文化関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする