深掘り福島第一原発、あふれる放射性廃棄物 いたちごっこの屋内保管場所鈴木智之印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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東京電力福島第一原発事故から15年。1号機では今月、使用済み燃料プールに残る核燃料の取り出しに向け、がれきの撤去が始まる。廃炉までには膨大な放射性廃棄物が生まれるが、最終的な処分方法は決まっていない。専門家は「いかに減量するか考えないといけない」と語る。1号機燃料取り出しに向け、今月からがれき撤去へ 廃炉作業が続く福島第一原発。汚染水の処理やタンクの解体が進む一方、放射性廃棄物は増えていく。当面保管する建屋の建設も続いている。 1号機の原子炉建屋は東日本大震災が起きた翌日、上部が水素爆発で吹き飛んだ。上層階には今も壊れた屋根やクレーンなどのがれきが散乱し、燃料プールには392体の核燃料が残る。 今年1月、建屋を覆う大型カバーが完成した。核燃料の回収作業に向け、放射性物質の飛散を抑えるものだ。大きさは東西56メートル、南北66メートルで、可動式の屋根を備える。天井に設置された大型クレーンを含む重さは約7900トン、東京タワー2基分という。 現在、がれきが散らばる床面に大きなひび割れがないかを調べたり、遠隔解体装置で一部のがれきを移動させたりしている。がれきをコンテナなどの容器に入れ、クレーンで運び出す作業を6月中に始める予定だ。 がれきを入れたコンテナが納められるのが、敷地内にある「固体廃棄物貯蔵庫」だ。2024年から利用が始まった「第10棟」は3棟構成で、C棟は東西50メートル、南北180メートル、高さ20メートル。広大な空間に、コンテナが整然と積まれている。空間放射線量を下げるため、高線量のコンテナは内側に配置されている。 敷地内では、ところどころで伐採木が野ざらしにされ、がれきが入ったコンテナも野積みされている。 海際の敷地では地中に遮水シ…この記事は有料記事です。残り1083文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人鈴木智之くらし科学医療部|原子力・災害専門・関心分野科学、交通、難病関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする









