インタビュー聞き手・田中奏子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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来春に卒業予定の大学生らを対象とした企業の採用選考が6月1日に解禁されました。法的ルールではありませんが、就職活動がいよいよ本格化。街ではリクルートスーツに身を包んだ就活生たちを多く見かけます。しかし、こうした光景は日本独特の文化のようです。パーソル総合研究所の小林祐児・主席研究員に聞きました。 ――日本の就職活動や新卒採用のプロセスは独特だと聞きます。 特殊です。よく「一括採用」と言いますが、本質は「一括入社」です。4月に社会全体で一気に人が動く。欧米などと比較すると、これは異常とも言えるほど特殊な文化です。学生と社会人で分野が断絶する、つまり大学で学んだ内容と仕事の内容に共通点がないことが多いのも特徴的です。 ――海外ではどのように就活をするのですか。 欧米の学生はポストや仕事内容を重視します。学んでいる専攻に関係した企業で数年インターンとして働き、認められれば社員に採用される、という流れです。欧米の大学は卒業要件が厳しく課題も多いので、卒業後にインターンを始める学生も多いです。卒業してすぐに就職できる人は日本ほど多くありません。 インターン先の企業に就職できなくても、それ自体を履歴書に記載できます。自分の分野で経験や専門性を積み上げるというキャリア形成です。「大手の一般社員」と「中小のサブマネージャー」選ぶなら? ――アジアはどうですか。 中国では年に2~3回、企業が大学を訪問して一斉に採用活動や説明会をする「校招」という仕組みがあります。日本の新卒一括採用に近いですが、中国は職種別の採用で、入社後のポストも明確です。 韓国は大企業と中小企業の賃…この記事は有料記事です。残り1499文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







