タコ墨で習字できるのかな? 墨を集めるの大変、成分は墨汁と違うよ取材協力=東京大学教授の潮秀樹さん 助教の小南友里さん 構成=竹石涼子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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大阪府・塚由緋李さん(小1)からの質問ののちゃん 手が真っ黒だ。藤原先生 あらら。墨汁が付いちゃったのね。のの 墨汁って、なんで黒いんだろうね?先生 真っ黒なすすが原料だからよ。すすは油などを燃やしてつくる炭素で、樹脂にくるまれた状態で水に浮かんでいるの。のの そっか。タコも墨を吐くよね。見た目は墨汁に似ているような……。先生 良い質問ね。タコの墨には、炭素ではなくてメラニンという黒い色素が含まれているんだ。メラニン色素は、樹脂の代わりにムチンにくるまれているよ。ムチンはタコや魚、人間の胃などの粘液にも含まれるネバネバした物質だよ。のの 字は書けるの?先生 書けるよ。筆に水を含ませてタコ墨に入れると、毛細管現象でタコ墨が吸い寄せられて筆に付くわけ。筆で字を書くと、その墨が紙に付くよね。ムチンが乾燥して固まると、メラニン色素も安定するよ。水には溶けるから、洗えば落ちやすいけどね。のの 1杯のタコから墨は、どれくらい取れるのかな。先生 だいたいタコの重さの5%前後。50グラムくらいね。種類にもよるよ。のの どれくらい書けるかな。先生 マダコで実験したら、1枚の半紙に「タコタコ」と4文字書くと、3枚半書けたよ。水を少しずつ足したら、さらに7枚書けたんだ。ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問は、住所、名前、年齢(児童・生徒は学年も)、連絡先を書いてこちらへ。science@asahi.comのの 思ったより書けるね。書…この記事は有料記事です。残り637文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人竹石涼子くらし科学医療部|書評委員専門・関心分野いのち、科学、食関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






