放鳥式でトキを放った秋篠宮ご夫妻=2026年5月31日午後3時25分、石川県羽咋市、嶋田達也撮影 秋篠宮ご夫妻と関係者が、紅白のテープにはさみを入れると、木製の放鳥箱の板がパタンと開いた。中にいたのは国の特別天然記念物・トキだ。急なことにトキは一瞬戸惑ったように見えたが、すぐにきれいな薄桃色の羽を広げ、真っ青な能登の空に飛び立っていった。 5月31日、能登半島中部にある石川県羽咋市でトキの放鳥式が行われた。能登は1970年まで野生のトキが生息していた地域だ。本州では56年ぶりの定着をめざす取り組みとなる。 秋篠宮さまはかねて、トキの保護に関心を寄せてきた。2003年11月の38歳の誕生日会見では、この1年間で印象に残った出来事を問われると、トキの「キン」が死んだことに触れ、「日本産の最後のトキが10月に絶滅いたしました」と答える場面もあった。18年前、初の放鳥式にも出席 絶滅前から、環境省は中国か…