現場から2026年5月31日 16時21分石川幸夫印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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国の特別天然記念物・トキの本州で初めてとなる放鳥が31日、能登半島中部の石川県羽咋(はくい)市で行われた。式典には秋篠宮ご夫妻や地元の小学生らが出席し、住民ら約500人が見守るなか、8羽のトキを放った。 国内で生まれた野生のトキは、1970年に石川県穴水町で1羽が保護され、繁殖のために新潟県の佐渡島に送られたことで、本州から姿を消した。2003年には佐渡で最後の1羽が死に、絶滅している。 環境省は、佐渡でトキの繁殖を行い、一定数が定着したとして、島外の放鳥候補地を公募。選ばれた石川県は、トキを能登の豊かな里山里海の保全と、能登半島地震と奥能登豪雨からの復興のシンボルと位置づけ、受け入れ準備を進めてきた。トキと育った101歳、迎えた放鳥の日 「ヒナ育てる姿を見届ける」 放鳥は羽咋市南潟地区の水田地帯にあるグラウンドゴルフ場で実施。まず秋篠宮ご夫妻らが5羽、続いて小学生たちが3羽を放つと、トキは次々と飛び立っていった。 ほかの10羽は、近くに設けたケージ内に入れ、周囲の環境に2週間ほど慣れさせてから放つ。 放鳥箱を開けた羽咋市立瑞穂小学校6年の徳和仁美さん(11)は「いちばん気をつけたいのは、トキが安心して住めるようにするためのルール。近づきすぎず、ストレスを与えないよう、見守ってあげたい」と話した。 今回放たれたトキは、羽に個体識別のため色を付け、脚に足輪と追跡用のGPSを着けている。専門家による追跡や住民からの目撃情報を集め、定着に向けたデータを蓄積していく。 トキの放鳥は今後、9月に隣の中能登町、来年には島根県出雲市で行われる予定になっている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする















