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自民党ハト派の代表格だった河野洋平氏が89歳で死去した。歴史を直視する姿勢で近隣諸国との関係改善に尽力した。日中関係が悪化する中、パイプ役としての期待もあった。国内外から惜しむ声が相次いだ。 河野氏は21日から、日中両国の貿易促進をはかる「日本国際貿易促進協会」(国貿促)の会長として中国を訪問する予定だった。2006年の会長就任から毎年のように訪中し、民間交流で存在感を発揮してきた。昨年6月の訪中時には李強(リーチアン)首相と面会しており、今回も習近平(シーチンピン)指導部との面会を模索していた。衆院の選挙制度を議論する与野党の協議会に臨む河野洋平氏=2023年6月、国会内 日中友好議員連盟会長を務める自民党の森山裕・前幹事長は5月末に河野氏と面会した。悪化する日中関係を気に掛けている様子だった。体調が悪そうに見えたが「何としても中国に行く。片道切符になっても行く」と語っており、日中関係の改善に対する河野氏の強い覚悟を感じたという。 国貿促によると、河野氏の死去を受け、予定通り中国を訪問するか再調整している。政府関係者は「対中関係に尽力されており、注目していた動きだが残念だ」と話す。 日中関係は、高市早苗首相の…












