天皇陛下「苦難の時期忘れてはならない」 オランダ・ベルギー訪問で2026年6月11日 19時03分中田絢子 宮廻潤子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする 天皇陛下は11日、オランダ、ベルギー歴訪を前に記者会見し、両国と日本の関係について「長きにわたる友好の歴史がある一方で、苦難の時期があったことを私たちは忘れてはなりません」と、戦争の歴史にも触れた。 天皇、皇后両陛下は13日からオランダとベルギーを国賓として公式訪問し、26日に帰国する。国際親善のための公式訪問は即位後4度目となる。両陛下のオランダ、ベルギー訪問 駐日大使「象徴の出会い」に期待 両国の王室はともに日本の皇室と長い親交があり、両陛下は即位前から国王夫妻らと交流を深めてきた。 2006年夏には、当時4歳だった長女愛子さまを伴って静養のためオランダを訪れたことに触れ、王室のお子様方も含めて「家族ぐるみでいろいろと楽しい時間を過ごさせていただいた」と、ヘット・アウデ・ロー城で過ごした思い出などを語った。 また、英国留学中にベルギーを訪問した際には同い年のフィリップ国王と交流し、それ以来、国王夫妻の結婚式や陛下の即位の礼といった節目で、交流を重ねてきたことに感謝を述べた。 一方、第2次世界大戦では両国と敵対関係になり、特に日本がオランダ領だった現在のインドネシアを占領した際には現地のオランダ人を抑留し、戦後の両国関係に長く影を落としてきた。天皇陛下は「特にオランダでは、今なお当時の痛みを負い続けている人々もおられることに思いをいたしたい」と語った。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人中田絢子東京社会部|宮内庁担当専門・関心分野皇室、憲法、平和、政治、運輸宮廻潤子東京社会部|宮内庁担当専門・関心分野皇室、ジェンダー、多文化共生関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする