記者会見に臨む新潟県の花角英世知事=2026年6月10日午前10時3分、新潟市中央区、山崎靖撮影
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新潟県の花角英世知事は10日の定例記者会見で、新潟水俣病について「被害者が高齢化しており、政治救済も考えるべきだ」と述べ、解決に向けた議論を国会で深めてほしいと求めた。 花角知事は会見で、いまの公健法(公害健康被害補償法)に基づく患者認定の仕組みについて、「国の法定受託事務として丁寧にやっているが、速さや幅広い救済には課題が多い。抜本的な見直しを国にずっと要望してきたが簡単ではない」と説明。その上で「被害者もどんどん高齢化している。スピード感を持って救済するためには政治救済も考えていくべきだというのが私の思いだ」と話した。 国はこれまで、患者と認めないまま被害者として一時金などを支給する政治解決を2度はかっている。公健法による新潟水俣病の患者認定をめぐっては3月、新潟地裁が県内の8人を患者と認めなかった県と新潟市の判断を「違法」とし、県と市が控訴している。遠のく政治解決、焦る新潟水俣病被害者 新法案「生きているうちに」






