アーストラベル水戸の尾崎精彦社長=2026年3月16日午前10時1分、水戸市白梅2丁目、羽賀和紀撮影
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旅といえば、知らない土地へ出かけること。 そんな前提をくつがえす旅行会社が「アーストラベル水戸」(水戸市)だ。「地域密着」を掲げ、地元にあふれた魅力を知る旅をコンセプトに、修学旅行などの教育プログラムを企画する。 茨城県大子町のリンゴ園で摘果作業を、茨城町の涸沼(ひぬま)では漁船に乗って湖のシジミ漁を学ぶ。行って終わりではない。リンゴ園を訪れた児童生徒には、秋になると真っ赤に実ったリンゴが届く。一生の財産として残るような経験をしてほしい。そんな「明日に生きる旅」を願って、「あすたび」と名付けたブランドで展開する。 県内の小中学校を対象に体験型の教育旅行を提案し、参加者はこの2年で3倍に増えた。尾崎精彦(きよひこ)社長(49)は「探究学習やキャリア教育を重視する教育現場の風潮も追い風になっている」と解説する。「楽しいだけの修学旅行もいいが」 きっかけは新型コロナウイルスの感染拡大だった。 創業者から社長を継いだのは…






