グラフィック・山本美雪
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「時をよむ」 論説委員室から 今年4月、北京で開かれたハーフマラソン大会で優勝したロボットは、人間の世界記録を約7分縮めるタイムで完走した。力強く走り抜ける映像に目を奪われながら、中国特派員だった頃の取材を思い出した。 2008年、約7万人が犠牲になった四川大地震。被災地の小学校を、ホンダの人型ロボット「ASIMO」が慰問に訪れた。壇上に歩いて現れた白い機体が小走りを披露すると、会場から歓声が上がった。子どもたちの輝く目に、日本の技術への憧れのようなものを感じ、誇らしかったのを覚えている。四川大地震の被災地の児童らとじゃんけんゲームをするASIMO=2008年7月28日、中国四川省 時は流れ、人型ロボット開発の主役は様変わりした。中国は今や技術面でも生産面でも世界を牽引(けんいん)する存在だ。当時の日本の勢いは、なぜ続かなかったのか――。話を聞きたくて、大阪のロボット開発ベンチャー「ヴイストン」の大和信夫社長を訪ねた。 実は、二足歩行ロボットのマ…








