現場から青山祥子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする【動画】7月から全便が観光列車になる大井川鉄道井川線=戸村登撮影
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秘境の渓谷を走ることで知られる静岡県の大井川鉄道井川線が、7月1日から最大20倍強となる値上げに踏み切る。地元からは「値上げ幅が大きすぎる。観光客が減るのでは」という不安の声があがる。そこで、実際に乗って、乗客たちにも聞いてみた。「新価格、どう思いますか?」【値上げの詳報】秘境の渓谷走る大井川鉄道井川線、7月から最大20倍強の値上げ発表 記者が乗ったのは5月下旬の土曜日。値上げの正式発表前だったが、すでに一律3500円にするという計画自体は公になっていた。 始発駅となる千頭(せんず)駅に到着したのは午前9時前。改札を入ると、始発電車を待つ乗客が100人近く集まっていて驚いた。 小型のディーゼル機関車に引かれて、かわいい真っ赤な車両がホームに入ってきた。古びた塗装にレトロ感が漂う。5両編成の一番後ろの車両に乗り込んで、片道2時間近い山岳鉄道の旅へと出発した。 車内で「静岡県ワンダーフォーゲル会」の一行20人と一緒になった。終点の先に続く廃線跡を歩くツアーという。リーダーの男性(71)に値上げについて尋ねると、「高い。次は車で行くことになるかな」と返ってきた。記事のポイント①「強気」の価格設定の背景②絶景続く井川線の魅力③乗客の訴え④観光列車としての課題国内で最大の勾配、後ろから押す機関車 列車は大井川を見下ろしなが…この記事は有料記事です。残り1998文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






