コラム・寄稿藤田知也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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占師・細木数子さんの半生をドラマとして描いたNetflixの「地獄に堕ちるわよ」で、監督や主演の戸田恵梨香さんが読み込んだ一つの記事がある。「本誌記者、細木数子先生と『地獄の晩餐(ばんさん)』を共にする! 密着4時間」と題された2004年の週刊朝日の記事だ。執筆したのは当時の同誌記者で現・朝日新聞経済部の藤田知也記者。細木さんとの独特の関係を築いた藤田記者は、ドラマをどのように見たか。 ◇初対面で激高される 「あんた独身でしょ?」 細木数子にきかれ、思わず「そう見えるんですか?」とはぐらかしたことがある。人気絶頂で「新・視聴率の女王」ともてはやされた2004年の秋、初めて顔を合わせたときだ。 おだやかに「あ、結婚してるんでしょ」と続ける細木に、「え、そう見えますかね」と返すと激高された。 「あたしはね、当てずっぽうで『運命』は言わないの!」 びびって「独身です」と白状すると、細木は元のトーンに戻り、さっさと結婚しなさいと説教を続けた。 週刊朝日の事件記者だった私は、たいした予備知識もなく、人気者を誌面にひっぱり出したい一心で手紙を書いた。しばらくすると携帯が鳴り、本人から「今夜どう」と呼ばれて都内の事務所に駆けつけた。細木は37歳下の記者を「こんな坊やがあたしを書くなんて無理に決まってんじゃん」とどやしつつ、小料理屋に連れ出して計4時間をともに過ごしてくれた。伊藤沙莉の役に自分を重ねた そんな細木が主人公となるNetflixの連続ドラマ「地獄に堕ちるわよ」。細木を演じる戸田恵梨香が、作家の魚澄美乃里(伊藤沙莉)の取材に応える形で波瀾(はらん)万丈の半生を振り返っていく作品を見た。戸田恵梨香、細木数子の週刊誌記事に驚き「記者を誘って飲むなんて」「地獄に堕ちるわよ」監督の確信「違和感、2話から気にならない」 戦後の混乱期に辛酸をなめ…この記事は有料記事です。残り1130文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人藤田知也経済部専門・関心分野金融、事件、郵政、経済調査報道関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする