2026年6月6日 8時00分福島慎吾印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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東京湾奥部で、希少な小型クジラ・スナメリの親子とみられる個体が泳ぐ姿を、東京海洋大と朝日新聞のチームが撮影することに成功した。研究者によると、スナメリは東京湾でも繁殖や子育てをしていると考えられていたが、実際に親子が泳ぐ様子が確認されたのは初めてだという。 千葉・浦安の東京ディズニーリゾートから南東に4キロほどの沖合で、朝日新聞社のヘリコプター「ゆめどり」から撮影した。20頭ほどのスナメリが集まっており、体の大きさが異なって親子とみられる2頭が2~3組確認できた。湾内のほかの場所でも、体の大きさが異なる2頭が一緒に泳ぐ様子が何度か観察された。1月にはスナメリの大群を撮影 調査の「空白地」だった羽田空港の沖 ヘリに同乗した東京海洋大の中村玄准教授(鯨類学)によると、東京湾内ではこれまで海岸にスナメリの子どもが打ち上がった例があったが、親子が並んで泳ぐ様子が鮮明に撮影されたのは初めてだという。 スナメリは1度の妊娠で1頭を出産し、母親が授乳しながら子どもを育てる。東京湾内での繁殖や出産の時期などはよくわかっていないが、今回撮影された子どもは、体の大きさから今年の春に生まれたとみられるという。中村さんは「スナメリが東京湾で世代をつないでいることを示す貴重な記録だ。湾奥部の重要性について、さらに調べたい」と話した。【大阪湾でも発見】希少なスナメリが繁殖か 関空沖で泳ぐ群れを確認 スナメリは約1~2メートルの小型のクジラの仲間。灰色の体には背びれや長いくちばしがなく、顔が丸いのが特徴だ。国内では本州から九州にかけて生息する。東京湾では旅客機の往来が多いため空からの調査が難しく、湾内に生息するスナメリの個体数や詳しい生態はよくわかっていない。【動画】東京湾を泳ぐスナメリの「親子」、上空から撮影に成功=依知川和大撮影有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする











