裁判官の顔が見えない 開かれた司法に近づくために必要な手立ては司法社説担当印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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「時をよむ」論説委員室から 飲食店の大手口コミサイトが昨年、20周年を迎えた。いまや美容院やホテル、家電などを選ぶ際、口コミの確認が欠かせない人も少なくないだろう。広告よりも利用者の「本音」の方が信頼できるとの心理が浮かぶ。 最近、あるサイトが司法関係者で話題になっている。裁判官ごとに5段階評価や口コミを書き込め、手がけた判決が読める「裁判官マップ」だ。 作成した田中一哉弁護士(東京弁護士会)によると、3月の開設後、多い日は約3万人が訪れるという。「反響は予想以上。司法は情報公開が不十分で、もっと知りたい、語りたいとの思いがあるのでは」と話す。 ただ、現状は「情報不足がストレスを生み、そのはけ口となってしまっている」面もあるという。それでも実際に裁判を経験した人の評価が積み重なれば、有益な場になるかもしれない。 裁判官の顔が見えない――。長く課題とされ、四半世紀ほど前の司法制度改革の議論でも再三、指摘された。 裁判官の人事を公正、透明なものにと2003年にできたのが「下級裁判所裁判官指名諮問委員会」だった。法曹三者から5人、有識者6人の計11人が新人裁判官の任官や、中堅裁判官の再任の適否を審議している。 1970年代に相次いだ最高…この記事は有料記事です。残り461文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






