人工知能(AI)を活用して科学研究の振興についての合意書に署名した後に並ぶ(左から)松尾剛彦・経済産業審議官、ダリオ・ギル・米エネルギー省次官、柿田恭良・文部科学審議官=2026年6月4日午後0時27分、米ワシントン、中井大助撮影

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人工知能(AI)を活用して科学研究の振興を目指す米政府の「ジェネシス・ミッション」に日本政府が加わることになり、4日に米ワシントンで両政府が発表した。日米の研究機関が連携を深め、今後5年間で、両国がAIを含む先端分野を強化するために5億ドル(約800億円)ずつの投資をすることなどに合意した。 ジェネシス・ミッションは2025年11月、トランプ政権が大統領令に基づいて立ち上げた国家プロジェクト。米政府や研究機関が保有するデータやスーパーコンピューターを結び、AIを活用して新たな技術革新を目指すほか、AIを用いることで研究スピードを上げるという。先端技術争いで中国に対して優位に立つ狙いもあり、日本は初の国際パートナーとなる。 今回の合意に基づき、日米で11の合同科学チームを設け、量子情報科学や核融合、バイオテクノロジーなどの分野での革新を目指すという。また、スーパーコンピューターなどの計算資源についても相互利用を進め、双方の国の研究者が同条件で利用できるようにする。 米政府でジェネシス・ミッシ…