エアコンの修理「高額な代金払ったのに」 業者とのトラブル増加2026年6月4日 17時01分井上道夫印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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エアコンの修理をめぐり、業者とのトラブルが増えている。ネット上で「地域最安値」「即日対応」などと宣伝する業者に頼んだものの、「高額な修理代を請求された上、直っていなかった」といった相談が寄せられており、国民生活センターが注意を呼びかけている。 全国の消費生活センターなどには2025年度中にエアコンの修理に関する相談が1251件寄せられており、21年度と比べ800件増えている。月別で見ると6~9月の相談が多かった。「期間限定1500円から」→代金は約7万円 相談事例では、40代の女性が、エアコンから水が漏れていたので、ネットで検索し「即日対応。地域最安値。期間限定1500円から」と宣伝していた業者に依頼。来訪した作業員は故障原因や作業内容の説明をすることなく、修理代の見積もりの提示もしないまま作業を始めた。代金は約7万円だった。結局、エアコンは直っていなかった。 別の事例では、50代の女性がネットで見つけた業者に作業を依頼。作業員はガスを充塡(じゅうてん)し、「ガスが安定する1時間半後に電源を入れてみて」と言い残して帰った。代金は約5万円だった。指示通り電源を入れたが冷えないため電話したところ、「電源をさし直してみて」と言われ、その通りにしたが、それでも冷えなかった。翌日も電話したが、電話に出なくなった。 ほかにも、業者が作業しても直らず、「新しいエアコンを25万円で購入すれば、(その日の)作業費用の約4万円は無料にする」と言われた事例もあった。注意点は? 国民生活センターは、次の点に注意するよう呼びかけている。・暑い季節を迎える前に試運転をして、エアコンに故障がないか確認しておく 夏の時期は、メーカーの修理対応が繁忙期を迎えるため、すぐに対応してもらえないことがある。ネット広告で「即日対応」などとうたう業者に依頼し、トラブルになっているケースがある。・低価格を強調する広告をうのみにせず、まずは見積もりをだしてもらい、修理費用を確認する・エアコンが直ったことを業者と確認する 冷房の場合、冷媒ガスを充塡して稼働させたあと、5~10分経過すれば冷風が出てくる。業者との確認が難しい場合、修理業者名、担当者名、連絡先を必ず確認。また、作業報告書や領収書などの発行を依頼し、修理や支払いの記録を残しておく。・請求額や作業内容に納得できない場合、その場で支払わず、説明を求める 見積もりのために来訪した業者に勧誘され、契約した場合、サイトなどの広告の表示額と実際の請求額が大きく異なっていた場合は、クーリングオフが適用できる可能性がある。・急な故障に備え、日頃から情報を集め、信頼できる修理業者を探しておく トラブルが生じた場合は消費者ホットライン(電話番号188)へ。室外機の周り、火の用心 エアコン事故の6割、本体以外に原因有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人井上道夫くらし科学医療部|消費者庁担当専門・関心分野消費者問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする