2026年6月4日 16時01分(2026年6月4日 16時13分更新)有料記事渕沢貴子 金山隆之介 坂本純也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)のDNA型鑑定の不正問題で、警察庁の特別監察の結果が公表されたことを受け、佐賀県警の福田英之本部長が4日に記者会見を開いた。 福田本部長は冒頭、「県民の信頼、警察活動への信頼を大きく損なうものであり、責任者として深くおわび申し上げます」と頭を下げた。 問題は2024年10月に発覚。上司が書類不備に気づいたことをきっかけに、科捜研元主査の冨永剛弘被告(43)が実際には実施していない鑑定をしたかのように装ったり、ガーゼ片などの鑑定資料を紛失し、別のものを鑑定依頼元に返還したりしていたことが判明した。 県警は調査で、不正な鑑定は17~24年に130件あったと認定。冨永被告を虚偽有印公文書作成容疑などで書類送検し、25年9月に懲戒免職処分にした。また佐賀地検が2月に虚偽有印公文書作成・同行使、証拠隠滅の罪で在宅起訴している。 福田本部長は問題発覚後の定例会見で「二度と生じさせないよう、再発防止策を徹底していく」などと謝罪していた。 問題発覚を受け、警察庁は昨年10月から特別監察を実施。35人態勢で、警察庁の付属機関「科学警察研究所」のDNA型鑑定担当のトップら専門家が加わり、被告が単独で実施したDNA型鑑定632件などについて調べた。 この日の報告書によると、25年9月に発表した県警の調査では130件だった不適切なDNA型鑑定は、新たに110件が認定され、130件のうちの1件が除かれた分と合わせて239件に増えた。鑑定の4割弱が不正だったことになる。DNA型鑑定不正、佐賀県警で何が起きたのか 原因と再発防止策は?「4割弱で不正」佐賀県警科捜研の異様 鑑定したとウソ、無駄遣いも これまで県警の調査で17年…この記事は有料記事です。残り260文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人坂本純也西部報道センター専門・関心分野国内政治、地方行政、司法関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする