現在の諏訪神社。この周辺が怪異の現場=筆者撮影

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鶴ケ城(下) 会津若松市は「歴史の息吹が聞こえる城下町」として、世界から多くの方が訪れている。その会津若松の城下には江戸時代に「ばけ物」が出たという。詳細は、高田衛編・校注「江戸怪談集 下」(岩波文庫)が収録した「諸国百物語」で知ることができる。 それによれば、「会津の須波(すわ)と云(い)う宮に、首番(しゅばん)と云う、怖(おそ)ろしき化け物」が出た。 ある夕暮れに25~26歳の若い侍が、1人で須波の前を通っていて、常々化け物が出るというので心細く思っていた。すると26~27歳の若侍が1人で来たので、よい連れができたと思って一緒に歩いた。長篠、関ケ原…合戦の通説に切り込む 異例対談から見えた実像とは 歩きながら「ここには首番と…