大飯原発。左から1号機、2号機、3号機、4号機=2024年4月14日、福井県おおい町、朝日放送テレビヘリから、林敏行撮影

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関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の国による設置許可の取り消しを、近畿6府県や福井県などの住民らが求めた訴訟で、住民側の弁護団は3日、最高裁に上告しないと発表した。原告側が逆転敗訴した大阪高裁判決が確定する。 弁護団長の冠木(かぶき)克彦弁護士は取材に「上告しても良い判決になる見込みがなく、全国の弁護団に悪い影響が出ると考えた」と話した。 5月28日の高裁判決は、設置許可を与えた国の審査に「不合理な点があるとは言えない」と判断。国の審査の過程には「看過しがたい過誤、欠落がある」として許可は違法と認定した2020年12月の一審・大阪地裁判決を取り消した。