宇宙技術を応用した保冷容器を手にするツインカプセラの宮崎和宏さん=2026年3月17日、茨城県つくば市、床並浩一撮影

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一見すると、細長い水筒。まさに竹筒や殻のイメージから「バンブーシェルター」と名付けられた小型の断熱保冷容器こそが、超高性能の技術を詰め込んだものだった。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)発のスタートアップとして創業して5年。「ツインカプセラ」(茨城県つくば市)は、マイナス70度以下までの温度帯で、血液検体や試薬の長時間輸送を支える。 容器は保冷期間など用途に応じて、国内向けの容積1リットルと1・5リットル、国際輸送向けに断熱性能を倍増させた1リットルの計3種類。価格は数十万円だが、注文が舞い込む。インドの医療コンサルティング企業と業務提携し、海外展開もねらう。宮崎和宏代表は「宇宙から地上に運んだように、輸送システムを構築してバイオ物流を革新したい」と語る。 いまから8年前。国際宇宙ス…