インタビュー平賀拓史印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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気候崩壊とテクノ資本主義がもたらす、世界の終末。今こそ計画経済による「暗黒社会主義」が必要だ――。思想家の斎藤幸平さん(39)=東京大准教授=が、一大ブームとなった「人新世(ひとしんせい)の『資本論』」の続編「人新世の『黙示録』」(いずれも集英社)を著した。執筆への思いと現状への危機感を聞いた。斎藤さんの主張・資本主義の修正に疑念 「説得力を失っている」・破局を認識するテック右派 左派はどう対抗する・下からの計画経済 左派のアップデートを 「人新世の『資本論』」は、人類の経済活動が地球を破壊し、気候変動が急激に進む「人新世」では、マルクスの再評価と、社会的に共有されるべき富の「コモン」を再建するための「脱成長コミュニズム」が必要だと訴えた。2020年に刊行され、50万部超のベストセラーとなった。 あれから6年。コロナ禍は過ぎ去ったが、ロシアのウクライナ侵攻(22年)、イスラエルのガザ攻撃(23年)、米大統領選でのトランプ氏の勝利(24年)……。世界の情勢も環境も大きく変わった。ガザの人道危機に対する欧米の姿勢が「二重基準」と批判されるかたわら、米国が今年1月に温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱。気候変動対策は置き去りにされるどころか、後退し続けている。資本主義の修正に疑念 「説得力を失っている」 6年前の提言は「今、振り返れば楽観的すぎた」。斎藤さんは「人新世の『黙示録』」の序盤でこうつづり、切迫した危機意識をあらわにする。 日本をはじめ、世界中で酷暑…この記事は有料記事です。残り1198文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人平賀拓史文化部|論壇担当専門・関心分野論壇、社会思想、歴史学、ヨーロッパなど関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする












