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なんであんなことをしてしまったんだろう。誰しも、そんな失敗を経験する日があるはずだ。 西武の24歳・長谷川信哉の場合、5月28日がそうだった。 「ああいう形での交代が野球人生で初めてだったので、来るものがあった。悔しさというか、なぜ起きてしまったのかって、ずっとベンチで考えていた」 育成契約からはい上がり、昨季初めて規定打席に到達したホープだ。神宮球場であったヤクルト戦。「7番中堅」で先発し、四回にキャリアハイの7号ソロをたたきこんだ。 だが、喜びはつかの間だった。 3点リードの七回無死、強いライナーを放った。左翼手が横っ飛びしたが、ボールはこぼれ落ちて安打になる。 長谷川には、捕球されたように見えていた。三塁側ベンチに戻ろうと走路を大きくそれたところでアウトになった。 死角ではあった。が、塁審のジェスチャーを見ていれば防げたはずのミスだ。 西口文也監督はその裏の守備で途中交代を命じた。 「(アウトと)決めつけていた。当たり前のことを当たり前にできなかったので、当たり前のようにかえました」 一方のチームは九回に5得点し、引き分けを挟んだ連勝を4に伸ばした。長谷川は生還するチームメートたちと気丈にハイタッチしつもりだったが、表情はこわばっていた。 「引きずらないように」「プラス思考に考えて」 そう自分に言い聞かせ、車で帰ろうとした時、スマホの通知音が鳴った。 2歳年上の捕手、古賀悠斗か…この記事は有料記事です。残り957文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人大宮慎次朗スポーツ部専門・関心分野野球印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







