現場から放鳥後のトキ、行動は思わぬことだらけ 佐渡の金子良則さんに聞く聞き手・石川幸夫印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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トキを自然に放つとどうなるのか――。新潟県の佐渡トキ保護センターで長年、飼育や繁殖に携わった獣医師の金子良則さん(68)に、定着の難しさや人間の関わり方について聞いた。 ――2008年、佐渡島で国内初の放鳥があり、10羽が飛び立った。 当時、センターで育てたトキは100羽を超えていたが、野生に放つには、まだ早いという不安があった。 エサが十分かどうかわからず、飼育数が100羽程度では、1年間に生まれるトキのほとんどを、放鳥することになるからだ。トキは苗を踏む害鳥と思う人たちもいて、放鳥に反対する人も多かった。 ――メス4羽が本州へと渡り、島内のオスとの繁殖が難しくなった。 飛んでいった理由はわからないが、4羽のうち3羽は帰ってきた。 オスの背中につけた発信器を恐れた影響と思ったが、その後、別のオスにダミーの発信器をつけてケージの中で実験したら繁殖した。トキを能登で放鳥、復興のシンボルに 本州で56年ぶりの定着めざす1~2年でヒナ誕生の期待、ところが… ――トキは放鳥後、どのような行動をとったのか。 エサ場となる棚田を整備したり、ビオトープを作ったりしたのに、そこに行かず、人里へ下りてきた。 巣作りのために大きな松が必…この記事は有料記事です。残り809文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする












