済生会横浜市東部病院では、職員用の廊下の電気を消すなど経費節減に努めている=横浜市鶴見区

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横浜市鶴見区で、救命救急センターを備える地上10階建ての済生会横浜市東部病院。多くの患者やスタッフが行き交う1階のロビーを抜け、職員だけが使う廊下に入ると、薄暗い。電灯が間引きされていたためだ。 電気だけではない。掃除の頻度も減らした。経費節減に努めるが、人件費の高騰に加え、物価高で診療材料費などの支出がふくらむ。清掃、給食などの外部委託費も、ここ数年で2割ほど上がった。 耐用年数を超えても、更新を見合わせたままの医療機器は多い。災害時などに電力を供給する補助電源装置は昨年、更新時期を迎えたが更新を見送った。更新費用は約10億円だった。病気やけがで受診した際、医療機関や薬局に支払われる診療報酬が、6月1日に改定されます。物価高や職員の賃上げに対応するため報酬を増やし、その分、患者の負担は重くなります。医療現場の苦境を取材しました。 「更新すれば赤字に陥ってい…