一夜明け取材で報道陣の求めに応じ「4」連覇ポーズをする藤井聡太名人=2026年5月18日午前8時31分、大阪府高槻市、北野新太撮影

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■杉本昌隆八段の棋道愛楽 5月16日、17日に大阪府高槻市の高槻城公園芸術文化劇場で行われた第84期名人戦第4局は、藤井聡太名人が糸谷哲郎九段をくだして勝利。4勝0敗でタイトル防衛となり、名人戦4連覇を果たしました。 シリーズを振り返ると、充実の内容でした。糸谷九段の剛腕を完全に封じ込め、得意の終盤戦では正確かつ深い読みで圧倒する。まだ23歳ながら、風格すら漂う指し回しでした。 糸谷九段の戦いぶりも印象的でした。現代将棋はAI研究により、特に序盤戦術が進化し続けています。そんな中、独自の路線を突き進む糸谷将棋は将棋の新たな魅力、自由に指す大切さを教えてくれた気がします。 さて、弟子の大勝負が行われていた間、師匠の私も公式戦を指し、将棋ファンとの交流もありました。14日にあった対局は負けてしまいました。翌15日は関西将棋会館で山崎隆之九段や平藤真吾七段とともに研究をし、終了後は3人でJR高槻駅近くの飲食店で会食をしました。何と奇遇な その帰り道のことです。イベ…