インタビューソニー・ロリンズさん追悼 共演した渡辺貞夫さんが受けた「衝撃」構成・河村能宏印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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米国のサックス奏者で、「モダン・ジャズ最後の巨人」と呼ばれたソニー・ロリンズさんが25日に死去した。日本が世界に誇るサックス奏者、渡辺貞夫さん(93)は、ロリンズさんを「憧れの人」と語り、ステージで共演した際にその音楽的姿勢に強い感銘を受けたと振り返った。ソニー・ロリンズさん死去 モダンジャズ最後の「サックスの巨人」 ◇ ソニーの音楽と出会ったのは、1950年代、場所は、東京・有楽町にあったジャズ喫茶「コーヒーコンボ」でした。当時の私には、1杯30円のコーヒーが高かったので、6、7人の親しいミュージシャン仲間と店の外にたむろしては、漏れ聞こえてくるジャズに耳を傾けていました。ソニーのアルバムを聴いたのは店内にいた、ある日。すっかり心を奪われました。 特にアルバムに収録されていた「オン・ア・スロー・ボート・トゥ・チャイナ」に強くひかれ、一生懸命コピーしたのを覚えています。当時、テナーサックス奏者は誰かのサイドマンとして演奏するのが普通でしたが、彼は自分がリーダーのアルバムを出しました。「すごいテナーが現れた」と、私たち若いミュージシャン仲間は大騒ぎになりましたよ。 最初に買った彼のアルバムは、「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」でした。新宿の「マルミ」というレコード店に行くと、目に飛び込んできたのは、サングラスをかけた顔がアップになったかっこいいジャケットでした。私の記憶では、当時の初任給が7千円程度の時代に、LP1枚3800円。僕はピアノも聴きたいのですが、あのアルバムはピアノレスの編成で、買うかどうか迷いました。ただやはり憧れの人でしたから、大枚をはたいて買って聴き入りました。 彼の音楽にはユーモアがあっ…この記事は有料記事です。残り714文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする