「フライングトイレ」や野外排泄の解消を 日本こそできる途上国支援曺喜郁印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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安全な水とトイレを世界中に――。国連がSDGsとして掲げる2030年までの目標の一つだが、ユニセフによると24年時点で21億人が安全な飲料水に恵まれず、34億人が衛生的なトイレを利用できていない。3億5千万人は野外排泄(はいせつ)を続けており、目標達成にはほど遠い。途上国などで衛生教育とトイレ利用の指導をしてきた北海道大総合博物館長の山内太郎さん(58)は、「トイレ先進国の日本だからこそ出来る国際協力がある」と説いている。 これまで東南アジアのインドネシア、アフリカのザンビア、ブルキナファソ、カメルーンで現地のNGOや子どもと関わりながら、衛生思想の普及やトイレづくりなどに携わってきた。 アフリカの貧困地域では「フライングトイレ」が横行している。室内でポリ袋や箱などに用を足し、それを窓から街路に投げ捨てる習慣だ。共同トイレがあっても壊れて非衛生的で、野外排泄には性暴力や蛇などの危険がつきまとうためだ。 学校のトイレも大半が壊れており、のぞかれるのが嫌で休む女子が多い。勉強が遅れ、将来の職業選択が制約される遠因にもなる。先進国の人間が「不衛生」と言っても… 十数年前に参加した研究グル…この記事は有料記事です。残り1520文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする














