抗体に何度も働ける機能を付与 少量でも効果持続、自宅投与を可能に枝松佑樹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

[PR]

全国発明表彰(公益社団法人発明協会主催、朝日新聞社など後援)の今年度の恩賜発明賞に、中外製薬の「リサイクリング機能を付与した抗体の作製技術の発明」が選ばれた。井川智之さん、石井慎也さん(中外製薬)、前田敦彦さん(理創考房)、中井貴士さん(DiveRadGel) がんや自己免疫疾患の治療で広がった抗体医薬は、病気にかかわる分子を抗原として認識して結合することにより、その働きを抑える。ただ、従来型の抗体は、抗原と結合したまま細胞内に取り込まれて分解される。一つの抗体は1回しか働けず、投与する量や点滴のために通院する負担が課題だった。 井川智之さんらは、抗体が繰り返し働ける「リサイクリング」機能をもてば、少ない投与量で効果を保て、自宅で皮下投与できると考えた。 発明の鍵は、pH(水素イオ…この記事は有料記事です。残り426文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人枝松佑樹くらし科学医療部|宇宙担当専門・関心分野医療・科学の調査報道関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする