サウジの公式回答はないが、昨年11月の皇太子のワシントンDCでの発言を指摘する分析がある。

エジプト、ヨルダン、トルコは、アブラハム協定以前からイスラエルと関係がある。

リヤド】ドナルド・トランプ米大統領は月曜日、イランとの合意の一環としてイスラエルとの関係を正常化するアブラハム合意に参加するよう数カ国に要請したと語った。その国々とは、カタール、サウジアラビア、パキスタン、エジプト、ヨルダン、トルコである。大統領は土曜日に、これらの国々の指導者たち、そしてトランプ大統領の1期目の任期中の2020年に一連の協定に署名し、すでに協定に加盟しているUAEとバーレーンとも話をしたと述べた。「イランが私との連合軍協定に署名すれば、アメリカ合衆国大統領として、彼らもこの比類なき世界連合の一員となることは名誉なことだ」とトランプはトゥルース・ソーシャルに投稿した。そして、「この非常に複雑なパズルをひとつにまとめようとするために、米国が行ったすべての仕事」を引き合いに出した。しかし、トランプの投稿は多くの識者に、例えばエジプトとヨルダンはすでにアブラハム合意に先立ってイスラエルと和平協定を結んでいるという事実など、答えのないままの疑問を投げかけた。一方、トルコはすでにイスラエルと正常な関係を持っている。サウジアラビアのある情報筋はCNNに対し、王国は「パレスチナ国家の樹立に向けた不可逆的な道筋」なしにイスラエルとの関係を正常化することはないだろうと述べ、サウジアラビアの長年の立場を再確認した。サウジアラビアは、昨年11月のムハンマド・ビン・サルマン皇太子のワシントン訪問の際にも、その立場を明らかにしている。「我々はアブラハム合意に参加したいが、(2国家解決への)明確な道筋も確保したい」と、モハメッド皇太子は当時の記者団に語った。