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日本の海にもともと生息しない「外来種」が、記録の残る江戸末期以降で100種以上、国外から入り込んでいたことが最新の調査で明らかになった。貝や甲殻類、ホヤなどで、国内に定着し、繁殖しているものも多い。専門家は「在来種が駆逐され、海の生態系そのものが変わってしまう恐れがある」と指摘する。 調査は、海洋生物学者らでつくる「日本ベントス学会」の研究チームが、全国の研究者に呼びかけて行った。 最も古い記録は江戸末期の1861年に長崎港で採集されたヨーロッパ原産のナツメボヤ科の1種。国際的な物流の拡大に伴って日本の海への侵入も増えた。 今回、国外からの侵入が確認された「海の外来種」は計112種。船に付着して運ばれるなど「意図せずに移入されたもの」が77種、釣りエサ用の外国産ゴカイ類など「意図的に導入されたもの」が35種だった。 地中海原産の二枚貝「ムラサキイガイ」は、海岸の生物調査などの際に、全国各地で長年、分布が調べられてきた。以前から本州以南の各地で見つかっていたが、近年は北海道での急増が判明している=地図参照。地球温暖化による海水温上昇の影響で、分布海域が北へシフトした結果と考えられるという。 北海道の海には、在来種の二…この記事は有料記事です。残り738文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人山本智之専任記者<海洋生物・水産>、釧路支局長専門・関心分野海洋生物、地球環境関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする











