ストーリー広島「平和のシンボル」の鐘にスズメが巣 市「巣立ちまで」鐘休止へ2026年5月23日 12時00分木野村隆宏印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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広島市の平和記念公園にある「原爆の子の像」でスズメが巣作りをしている。像の内側にある鐘の中に巣が作られていることから、市は鐘を鳴らすのに使う鎖を一時撤去。看板をそばに置き「子スズメが元気に巣立つまで、あたたかく見守って」と呼びかけている。あなたはなぜ広島の原爆資料館に? 外国人来館者が感じ、語ったこと 像は広島で被爆し、12歳で亡くなった佐々木禎子さんをモデルに作られた。佐々木さんが生前、回復を願って鶴を折ったことにちなんで多くの千羽鶴が捧げられ、訪れる人たちにとって平和のシンボルになっている。 市緑政課によると、18日に公園の警備員から報告を受け、翌日同課の職員も現地を訪れた。ひなの姿は見えなかったが、親鳥が巣の中に入っていく様子を確認し「こんなところに巣を作っているのは初めて見た」と驚いたという。 課で対応を協議したところ、2021年5月にもスズメが営巣していたことが判明。当時の対応に倣い、スズメたちを保護するため鎖を撤去したうえで看板を設置した。鎖を元に戻すのは、巣立ちが確認できた後になる。21年当時はスズメの巣立ちを確認後、6月ごろに鎖を元に戻したという。 記者が今月20日に訪れると、観光客や修学旅行生が物珍しそうに像の中をのぞき込んでいた。巣は鐘を鳴らすためにぶつける金属片の上にあり、ひなの姿は見えなかった。 しばらく待っていると、草などをくわえた親鳥とみられるスズメが。鐘からぶら下がった折り鶴の上に降り立った後、再び飛び上がり、鐘の中に入っていった。夫婦で訪れた大阪府の会社員鳴滝豊繁さん(62)は「心が和みました。元気に育って平和な未来に飛び立ってほしい」と話していた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする