インタビュー東大の学園祭中止、講演の企画と抗議 専門家「いずれも表現の自由」聞き手・高浜行人印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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東京大学への爆破予告を受け、参政党の神谷宗幣代表による講演会を含めて16日の学園祭「五月祭」の全企画が中止になった。講演会の主催団体は参政党への賛否両論を含めて議論を促したかったとするが、「差別的・非科学的な言論」がなされる恐れがあるなどと抗議する動きもあった。大学祭における表現の自由をどう考えればいいのか。山田健太・専修大教授(言論法)に聞いた。 ――神谷氏の講演会は、東大生による政治系サークルが企画しました。 個人的には神谷氏の言動には肯定できないものがあり、支持もしません。ただ、大学は本来、多様な価値観に触れて学び成長する場です。考えに偏りがある人物だとしても、講演を企画することは自由です。 近年、集会や立て看板を制限するなど言論空間としての大学が窮屈になりつつあることを考えても、学生の自治が重んじられる学園祭では表現の自由がより広範に認められるべきだと考えます。 自治体などの公共施設であれば、過去の発言などから、特定の個人の人権を辱めたり、ヘイトスピーチをしたりする蓋然(がいぜん)性が高いと判断すれば利用を制限するケースもあります。ですが、今回の場合、主催者である学生にそこまでの対応が求められていたとも言えないでしょう。感情的な罵倒はふさわしくない ――主催団体は、参政党に批…この記事は有料記事です。残り857文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人高浜行人社会部|専任記者専門・関心分野学校教育、受験、教育行政関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする