血管炎治療薬「タブネオス」を服用後に重篤な肝機能障害が生じ、死亡した患者が国内で20人報告されたことを受け、添付文書に「警告」欄を新設することを伝える厚生労働省の「安全性速報」
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難病の血管炎治療薬「タブネオス」(一般名アバコパン)の服用後、国内で20人が肝機能障害で死亡したとの報告を受け、厚生労働省は21日、製造販売するキッセイ薬品工業(長野県松本市)に対して、使い方を定めた添付文書に「警告」欄をつくることや医療関係者らへの注意喚起を指示した。この薬が開発された米国では、有効性への疑義が生じており、厚労省は調査に着手した。キッセイ薬品の血管炎薬どんな薬? 多い高齢患者 服用後20人死亡 タブネオスは、米製薬アムジェン傘下の企業が開発した飲み薬。日本ではキッセイ薬品が権利を得て、2022年6月に販売を始めた。細い血管が炎症を起こす顕微鏡的多発血管炎と多発血管炎性肉芽腫という希少難病が対象で、25年2月~26年1月に推定約8500人に使われている。 21日に出た「安全性速報」によると、死亡した20人は60~90代。19人は服用を始めてから3カ月以内に肝障害があらわれた。13人は肝臓内の細い胆管が減少し消失する「胆管消失症候群」が生じていた。 胆管消失症候群で死亡した6…






