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「ひとりじゃない」「キラキラしよう」。横浜でミュージカル劇団をつくり、作品を通じてこうしたメッセージを発信し続けた「赤い靴記念文化事業団」団長の松永春さん(享年96)が1月、亡くなった。横浜の歴史を掘り起こし、大人も子どもも輝ける場づくりを目指し続けた生涯だった。自らの戦争体験を語る松永春さん。後ろは松永さんが文を担当した絵本「赤い靴」=2025年7月9日、横浜市中区、上野創撮影 松永さんは、横浜市中区に材木商の長男として生まれた。空や宇宙にあこがれ、14歳で陸軍少年飛行兵学校の試験に合格したが、機体不足もあってほぼ訓練を受けられずに朝鮮半島で終戦を迎え、横浜へ戻った。「戦争ほどばかげたことはない。平和な世の中になったら文化活動をしたい」との考えが、その後の活動の原点となった。あの夏、雑音にかき消された玉音放送 上官は「一兵残らず戦う」 事業団が手がけるイベントとして、2005年に現在の「横浜市民ミュージカル」、13年に「横浜市民こどもミュージカル」を創設。横浜を舞台とした脚本の原案づくりに力を入れた。 市民ミュージカルの初回の上…






