ストーリー先生に「原爆に遭った人」と紹介され、受けた差別 被爆1世の願い山本達洋印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
被爆の実相、「思い巡らせて」 核不拡散条約(NPT)の再検討会議が、米ニューヨークで22日まで開かれている。ロシアによるウクライナ侵攻や、米国によるイランへの軍事攻撃など、国際秩序が大きく揺らぐなか、今後の行動の約束などを記した「最終文書」が採択できるかが焦点だ。過去2回は合意が決裂しており、静岡県内の被爆者は「原爆の悲惨さが忘れられることのないよう、被爆の実相に思いを巡らせて」と訴える。 1970年に発効したNPTは、アメリカやソ連(現・ロシア)など5カ国に核兵器の保有を認める代わりに、核軍縮交渉に誠実に取り組むことを義務づける。条約がきちんと守られているか点検するのが再検討会議で、原則5年に1度開かれる。 前々回(2015年)と前回(22年)は最終文書が採択できないまま閉幕。今回も各国の意見の違いが際立っており、22日の閉幕まで激しい議論が続く見通しだ。 県原水爆被害者の会で会長を務める鈴木聖子(まさこ)さん(82)=静岡市清水区=は、「世界で戦争が続く今こそ、各国は長崎と広島で起こったことを思い返してほしい」と話す。 長崎市で生まれ、1歳半のとき爆心地から約2キロの自宅で被爆した。自身も、庭にいた4歳上の姉ら家族もみな無事だった。被爆した瞬間の記憶はないが、のちに50代でがんで亡くなるその姉からは、「背中が熱くて痛かった」と聞いた。「うつるから向こうに行け」 小学5年生のとき、父親の仕…この記事は有料記事です。残り608文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人山本達洋静岡総局|県警キャップ専門・関心分野平和、国際、朝鮮半島情勢関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






